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羊 羊

つむ

人と人を紡ぐ 人と資源を紡ぐ 過去の記憶と未来を紡ぐ

【紡ぐ】とは繊維を束ね、ずらし、撚りをかけ糸にする動作のこと。

羊をきっかけとした人の交流を創出するいわぬまひつじ村では、【紡ぐ】を理念にしています。

羊毛一本、一本は短くて簡単に切れてしまいます。

しかし、束になって少しずつ重なり合い、撚りがかかることでとても強い1本の糸になります。

人も一人では弱いけれど、人が集まり、結束する事で強くなる。

そんな想いを込めました。

いわぬまひつじ村が考える"人"、"資源"、"過去の記憶"、"未来"

人: 来場者、昔住んでいた住民、農園で働く障害者、
震災当時のボランティア、羊飼い等
資源: いわぬまひつじ村、羊、がれき、震災、二ノ倉地区、
再生した自然、ひつじ村にある建物や住民が設置した柵等
過去の記憶: 東日本大震災、震災以前の暮らしの営み、
ひつじ村が出来るまでの経緯
未来: ひつじ村で過ごす楽しい記憶、防災、子ども達等

ひつじ村について

”いわぬまひつじ村”がある場所はかつて二野倉という集落が存在し、 多くの人々が生活を営んでいた場所でした。

―2011年3月11日

東日本大震災による大津波で集落は壊滅し、多くの尊い命が失われました。

この地にあった建物はすべて取り壊され、住んでいた人々は岩沼市に生活を再建することとなり、荒れ果てた場所となってしまいました。

―2015年11月6日

荒れ果てた集落跡地の除草目的で2頭の羊がこの地に放牧されました。

2頭の羊たちは黙々と雑草を食べ、荒れていた場所はきれいな草地に変わりました。

羊たちは地域の人たちから愛され、この地区の名称である玉浦(たまうら)にちなみ、「たま」 「うら」と名付けられ、そして岩沼で飼育されている羊、「いわぬまひつじ」という名称で、少しずつですが様々な方に知られるようになりました。

―2017年10月

名称の募集を行い12月16日に”いわぬまひつじ村”という名前に決まりました

東日本大震災によって失われた、かけがえのない場所が新たな形で生まれ変わろうとしています。

”いわぬまひつじ村”に足を運んでくださった皆さんが、過去の記憶に思いを馳せながら、様々な交流を楽しんでいただければこんなにうれしいことはありません。

村はまだまだ整備途中です。これからも皆さんと一緒に少しづつこの場所を創っていきます。

ひつじ村の歴史

   
◆2015年11月東北大学農学部より、2頭のひつじを譲り受け試験放牧を開始地区の名称「玉浦」から取って、「たま」「うら」と名付ける
◆2016年5月牧場作りイベント開始(以降毎月2回開催
◆2016年6月 御料牧場(栃木県)より「萩(はぎ)」仲間入り
◆2016年7月 黄金山牧場(涌谷町)より4頭のひつじが仲間入り,玉浦小学校にて除草と交流を目的とした環境委員に命名
◆2016年11月 御料牧場(栃木県)より1頭仲間入り
◆2017年1月 公園づくり開始ドッグラン整備開始
◆2017年3月 子羊が2頭誕生
◆2017年4月 畜舎、放牧場が完成、放牧開始
◆2017年9月~ 岩沼市内全小学校(4校)への旅ひつじ開始
◆2017年10月 北海道ハイジ牧場より、4頭のひつじが仲間入り
◆2017年11月 ドッグランプレオープン
◆2017年12月 名称が『いわぬまひつじ村』に決定!予備、決選投票含め、1,700の応募
◆2018年1月 東京都檜原村東京牧場よりレアシープ『マンクス・ロフタン』が仲間入り
◆2018年2月 仔ひつじが続々と誕生!
◆  ~4月 18頭の仔ひつじが新たに仲間
◆2018年2月 ドッグランのオープン
◆2019年4月 ひつじ村の市開催(以降月1回)